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家具を選ぶとき、デザインやサイズはもちろんのこと、その品質を確かめることも大切です。
そんな時に知っていると役に立つ家具の基礎知識を4つに分けてご紹介します。
お気に入りの家具を長く使うためにも、傷つけない工夫やお手入れ方法を知っておくことが重要です。
そこで「お手入れ方法」「修理方法」「家具による傷つけの対策」の3つに分けて管理方法をご紹介します。
今後あらたに購入する家具はもちろん、現在自宅で愛用している家具を末永く使うためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
無垢材は1本の原木から切り出された角材や板です。本来の木の良さが活かされ、無垢材だけで作られた家具は耐久年数が長く、アンティークになっていきます。
一般的な量産家具では、集成材やジョイント用の材料として使われています。
集成材は棒状の無垢材を接着して板状にした素材です。自由な形状、寸法の部材を作れ、品質も安定するため、一般的な家具の無垢材は集成材を指すことが多いです。継合わせの継ぎ目があるかが、見分けるポイントになります。
1~3mmの薄い単板を繊維方向が互い違いになるように重ね、貼り合わせて加工した素材が合板です。木材の節が少なく、伸び縮みが少ないことが特徴です。
表面の加工がしやすく表面材や背板として使われることが多いです。
木材のチップの木質繊維を変形させ、熱圧成型したものが繊維板です。耐久性や強度はそこまで高くありませんが、加工がしやすいことが特徴です。
木材の小片を接着剤と合わせて圧熱成型したものが、パーティクルボードです。繊維板よりも目が粗く断熱性が高いため、木材資源を有効利用できるエコ素材として注目されています。
家具に使用される塗料は、素材の保護と素材を美しく見せる2つの目的があります。ここでは一般的な家具に使用されている塗装方法を紹介します。
量産されている家具で最も多い塗装がウレタン塗装です。光沢とツルツルした印象で、フローリング材などにも使われています。ポリウレタン樹脂による塗膜で表面をコーティングしています。
木の呼吸をとめることで、反りや乾燥を防ぎ、塗膜によって水や傷に強く取り扱いが簡単なことが特徴です。
紫外線の照射によって硬化する、樹脂塗料を使った塗装です。木の呼吸を止め、反りや乾燥を防ぎます。
塗膜が厚くウレタン塗装よりも硬度が高く熱に強くなります。デスク扉やキッチン周りの家具に使われることが多いのが特徴です。
樹脂などを揮発性の高いアルコールやシンナーで溶かした塗料を使った塗装方法です。薄い塗膜を何枚も重ねることで耐水性や耐油性をもたせます。
手間はかかりますが、木の肌触りや木目が際立つツヤがあり高級感が出ます。
植物性のオイルを染み込ませ、オイルが内部で固まることで塗膜の代わりになる塗装方法です。表面に塗膜を張らないため、木の本来の風合いを生かした塗装方法です。
素材が呼吸するため、湿気や乾燥の影響を受けやすいですが、オイル塗装を定期的に行うことで艶と味が出てくることも特徴です。
組み立て家具は、完成品のサイズに関わらず設置したい部屋へ簡単に運び入れることができることが特徴です。また、価格も完成品家具に比べて安価ですし、搬入費用も抑えることができます。
組み立てるという手間はかかりますが、組み立てサービスなどもあるため、予算や設置する部屋までの搬入を考え購入すると良いでしょう。
完成品家具は、購入してすぐ使えることや、巧みな技術やデザイン、天然無垢材といった高品質な素材の家具は完成品家具ならではの特徴でもあります。
人件費や搬送コストの分価格は上がりますが、使ううちにねじが緩む、引き出しや扉のゆがみが出るといったこともなく、きれいな仕上がりも特徴です。
※3社の選定基準は、下記の通りピックアップしています。(2021年4月時点の調査情報)
ネクストは、高品質な国産ブランドである「飛騨の家具」の取り扱い数が、公式サイト掲載数の中で1番多い家具屋。
大塚家具は、公式サイト内に掲載されている取り扱いブランド数が一番多い家具屋。
東京インテリアは、取り扱い商品製品数が一番多い家具屋。
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